はじめに、【個人情報】とはなんでしょうか。
個人情報保護法により、「個人情報」とは生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)と定められています。
具体的には、「運転免許証」「マイナンバーカード」「病院のカルテ」等に記載されているものが、個人情報と考えていただければと思います。
最近では、「スマートフォン」に入っている情報も全て個人情報にあたります。
情報流出のリスクについて考えてみましょう。
昨今、情報化社会と呼ばれて久しい世の中ですが、個人情報に限らず情報をお金にして稼いでいる会社も増えてきております。
また、ビッグデータを活用して企業活動を行っているところも多く見られます。
このように情報の重要性が高まる中、情報漏洩をしてしまいがちな場面も増えています。
例えば、”うっかり起こしがちな情報漏洩”として以下のような例があります。
・アドレスを表示させたくないのBCCに入れて送るつもりが間違えて、宛先やCCに入れて表示されてしまった
・別のファイルと間違えて部内の社外秘ファイルを社外に送ってしまった
・会社のPCやスマートフォンが入ったバッグや衣服をどこかに忘れてしまった(失くしてしまった)
次に情報管理の重要性について考えてみます。
個人情報の漏洩は、企業にとって大きなリスクです。
では、どのように個人情報を保管するべきか。どのように個人情報取得の際に許諾をとるべきか。
まずは、自社において定められているガイドライン・規程を見直し、運用ルールを確認しましょう。
個人情報を管理するうえでの注意点をみていきましょう。
世界における個人情報保護については、一般データ保護規制(GDPR)と呼ばれ、こういった規則が定められるなど世界各国で情報を保護していこうという動きが高まってきています。
しかし、個人情報とは何かが各国で異なっていますので、注意が必要です。
まずは、日本国内での規制やガイドラインへの理解を深め、海外へ理解の幅を広げる視点を持ってください。
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