株式会社ReBone、健笑堂整骨院グループ

事業拡大に伴い理想とする社員教育が難しくなった。でも「人財教育」だけは疎かにしたくなかった。

整骨院の運営

課題
事業拡大に伴い、理想とする社員教育が難しくなった
対象
新入職員

2016年開業され、大分県大分市にて現在4店舗目の整骨院を展開されている株式会社ReBone、健笑堂整骨院グループ様。「世界の健康と笑顔に貢献し、明るい豊かな社会を実現する」を理念とし、特にスポーツによるケガや交通事故のケガ・むちうちにも強い整骨院として、一人ひとりのニーズに合った施術を行っています。
今回は自ら社員の採用や育成に積極的に関わる安部社長と、開業予定5店舗目の院長になる石松様に、お話をお聞きしました。

この事例のポイント

  • 業拡大に伴い理想とする社員教育が難しくなった。でも「人財教育」だけは疎かにしたくなかった。

    法人化した2020年、教育も含めて企業のスタイルを変えていかなくてはいけませんでした。教育においては、基本的なビジネスマナーや言葉遣いから社員に教えていく必要がありました。しかし店舗が増えるにつれて、私が直接教えるため時間的な負担も大きくなっていました。「どのように指導スタイルを変えるか、指導できるか」を課題に感じていました。

  • 一緒にインプット⇒ディスカッション⇒行動計画を提出のサイクルで活用!その結果、共通言語が生まれた。

    導入1年目は、私が主に動画を視聴していました。2年目から運用を本格化し、最近では評価制度と連動して運用しています。 一緒に動画でインプット⇒ディスカッションを通してアウトプット⇒行動計画を提出というサイクルで活用しています。その結果「共通言語」で話すことができるようになり、フィードバックや指導をする際に立ち返る場所=基準になっています。

  • 社員の「働き方の改善・働きがいの向上」のために、人財育成に注力し続けたい!

    施術をして患者様から「ありがとう」と言ってもらえる、本来はやりがいであふれる仕事です。しかし気がついたらこなすことが目的になり、流れ作業のようになってしまう場合もあるんです…。知識・スキルだけでなく、「仕事の在り方」や「仕事に対する向き合い方」の教育をしっかり行い、働いてくれるメンバーに、「この仕事をやっていて良かった」と感じて欲しいです。

Smart Boardingなら社員教育の課題を解決できます!

利用者の声

事業拡大に伴い理想とする社員教育が難しくなった。でも「人財教育」だけは疎かにしたくなかった。

― Smart Boardingを導入された当時抱えていた課題やきっかけがあれば教えてください。

安部社長

法人化した2020年、教育も含めて企業のスタイルを変えていかなくてはいけませんでした。

 

特に教育においては、基本的なビジネスマナーや言葉遣いから社員に教えていく必要がありました。店舗が増えるにつれて、私が直接教えるため時間的な負担も大きくなっていました。指導方法によっては離職するメンバーも生まれかねないため、「どのように指導スタイルを変えるか、指導できるか」を課題に感じていました。

 

そこで、社員教育ができるツールがないか探し始めたのがきっかけです。

– 数あるサービスの中で、Smart Boardingをお選びいただいた理由を教えてください。

安部社長

1番の決め手はコストパフォーマンスに優れていた点です。研修は重要だと認識していましたので、以前より年に1回マナー講師の方に来ていただく研修をしていました。1回で10万円ほど費用がかかる一方で、集合型で社員が集まって研修を行うため店舗の営業はできませんでした。

 

一方で、Smart Boardingは社員の好きな時間にオンラインで学習できます。またプロの講師と双方向でやり取りができる実践トレーニングも含まれた料金であったり、動画の教材を自社に落とし込んで活用できるため弊社にあった教育を展開できると思いました。

一緒にインプット⇒ディスカッション⇒行動計画を提出のサイクルで活用!

― Smart Boardingをどのように活用されていますか。

安部社長

導入1年目は、私が主に動画を視聴していました。2年目から運用を本格化し、最近では評価制度と連動して運用しています。主に①新入社員研修②自社コンテンツ③評価制度との連携、この3つの活用をしています。

 

①新入社員研修は、新卒社員やキャリア入社したメンバーと私自身が一緒に試聴をしています。研修の内容としては、Smart Boardingの動画を共に視聴し、少人数のグループで感想をディスカッションします。「動画を見てどう感じたのか」「今後どのように生かしていくか」という具体的な行動計画まで立ててもらいます。一緒に動画でインプット⇒ディスカッションを通してアウトプット⇒行動計画を提出というサイクルで実施しています。

 

②自社オリジナルのコンテンツも配信しています。弊社は接骨院ですので治療技術の向上は重要です。私自身が手本となり解説している「技術動画」、会議のアーカイブ配信、外部講師が来られた時のアーカイブ配信といった「研修動画」を約50本ほど制作しました。社員が好きなタイミングで何度も学び直せるように Smart Boardingで配信しています。最近は患者様がいらっしゃった時の「受付」のお手本動画も作成中です!

 

 

③評価制度と Smart Boarding を紐づけた「階層別コース」も活用しています。弊社は1~6等級と階層があり、各等級における求められる能力や人財像に合わせた研修コースを作成しました。私から「このコース見てね」と社員に案内メールを送るだけでなく、動画視聴の必要性も伝えています。

 

― 石松様はどのようにSmart Boardingを活用していますか

石松様
(受講者)

私はキャリア入社で入社したので、先ほど安部社長がおっしゃっていたように、最初は新入社員研修でSmart Boardingを利用しました。

 

それ以外では、「通勤時間」で活用しています。車で通勤をしますので、耳で聞きながら声を出してトレーニングすることが多いです。前の職場では、基礎的なビジネスマナーや知識スキルを学ぶことがありませんでした。ただ社会人として土台になる部分ですので、今しっかりと基礎をつくりたいと思っています。「部下への指示がうまくいかないな…」など困ったり不安なことがある時、Smart Boarding の動画を視聴し、確認しています。車の中で自由に発声もできるので、インプットだけでなくアウトプットも一緒にしています!

共通言語が生まれ、立ち返れる基準をつくれた。

― Smart Boardingを活用して感じる効果、具体的なエピソードはありますか?

安部社長

社員と一緒にSmart Boardingの動画を視聴することで、「共通言語」で話すことができるようになったのは良かったです!

 

また導入前は「一般的な企業だと、これは○○だよ」のような社員が共通して認識すべき”基準”がありませんでした。しかしSmart Boardingの動画を一度必ず見ておくことで、フィードバックや指導をする際に立ち返る場所=基準になっていますね。「TEAR」「TALK」など Smart Boarding のキーワードを共通言語として話すことができるため、コミュニケーションも取りやすくなりました。

 

 

石松様
(受講者)

Smart Boarding を活用している中で感じる効果は「患者様との距離感が変わったこと」です。今までは良くも悪くも患者様との距離が近かったのですが、今は適切な距離感を意識して行動できていると感じます。

 

前の職場では高齢者の患者様の割合が高かったこともあり、コミュニケーションの取り方も含めて距離感が近かったのです。しかし弊社はスポーツによるケガや交通事故のケガ・むちうちにも強い整骨院ですので、若い患者様もいらっしゃいます。距離が近いと不信感につながったり、なれなれしいと受け止められる場合もあるため課題に感じていました。 そこで「話し方」や「間」について Smart Boardingの動画を学びました。以前より適切な距離感で患者様とコミュニケーションをとれています。

 

加えて社会人になって10年ほど立ちますが、実は今まで基礎的なビジネスマナー・知識を学んだことがありませんでした。重要な土台がすっぽり抜けた状態で入社したため、もっと早く学びたかったという想いと共に、今こそ学習しようと思っています。知らなかったことを知れることが非常に楽しくて、日々積極的にSmart Boardingの動画を見ています!

 

社員の「働き方の改善・働きがいの向上」のために、人財育成に注力し続けたい!

― 社長自ら採用・育成に取り組まれていますが、貴社にとって「人財育成」とはどのようなものなのでしょうか?

安部社長

1番は弊社で働いてくれるメンバーに、「この仕事をやっていて良かった」と感じて欲しいです。

 

元々大学時代は体育教師になることを志していたこともあり、教育に限らず「伝える」ということに自分の中でこだわりがあり、使命感を感じておりました。そして約2年前、社長である私自身がやはり「採用・育成」に力を注ぐことを決めました。

 

当時、入社を決めて働いてくれたメンバーの中には離職を選ぶ人もいました。「そのメンバーのやりがいを見つけてあげられなかった」ことは社長である私の責任だと思っています。施術をして患者様から「ありがとう」と言ってもらえる、本来はやりがいであふれる仕事です。しかし気がついたらこなすことが目的になり、流れ作業のようになってしまう場合もあります。

 

知識・スキルだけでなく、「仕事の在り方」や「仕事に対する向きあい方」の教育をしっかりすることが重要だと思います。仕事のあり方・姿勢からしっかり学んでもらい、人財育成を通じてメンバーの人格を育てていきたいです。

 

― 今後、Smart Boardingをどのように活用していきたいですか?

安部社長

今後は新入社員研修だけでなく、各等級ごとの研修を実施していきたいです。すでにある階層別コースの自主学習に加えて、等級に応じた研修で一緒に動画を視聴⇒ディスカッション⇒行動計画の策定をしていきます!

石松様
(受講者)

動画を視聴していますが、自分の言葉で説明できるというレベルまで至っていません。まずは他の人に伝えることができるように、通勤時間での自主トレーニングを続けていきます。更に自分だけでなく他のスタッフも一緒に活用し成長できるように、アプローチしていきます!

 

―貴重なお話、ありがとうございました!

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