2024.11.19

2024.11.19

  • キャリアアップ

提案力を自分なりに紐解く

こんにちは、FCEトレーニング・カンパニーの神山です。

~自己紹介~
昨年10月に入社し、Webデザイナー、コーダーとして在宅勤務中心で働いています。

最近嬉しかったのは、近所のスーパーで北海道フェアをやっていたことです。

提案力について

企画に関わることの多いデザイナー。

企画に対してアウトプットの案を複数出したり、そもそも企画の進め方を変えたり、デザイナーからの提案を基に進行する場面が少なくありません。

そんな時、提案が上手く刺さらない、アウトプットの案が通らない、、、と、失敗も沢山ありました。

今回は、「提案力」について考えていこうと思います。

引き出しがあればよい?

私がデザイナーとして勤務を始めたばかりのころは、とにかくアウトプットの連続でした。

依頼が来たからやる、「作業者」として仕事をしていたと思います。

他の方の作成したデータを改変したり、参考デザインを見て練習をしたり、とにかく、「アウトプットの質」を高める努力をしました。

その頃のおかげで、デザインの引き出しは増えたと思います。

制作にある「王道」「一般論」「ケーススタディ」を学習し、体得していくには、アウトプットを増やすのが有効です。

ですが、「提案力」を高めるには、それだけでは足りないと感じています。引き出しが多いことは確かに大切です。

が、その「引き出し」をどう使っていくかも大切です。

意図を汲むこと

デザイナーとしてキャリアを積んでいく過程で、様々な企画に関わり、提案を求められることと思います。

私の場合、提案の際には企画の意図を汲み、予算と時間が限られる中で何を提案していくか…パズルをするように組み立てるような思考を求められている、と解釈しています。

このデザインワークで達成したいゴールから逆算して、
・どのように動けば達成できるか?
・優先順位は?

そういった意図を汲めると、デザインも最適化できるのではないか。

でも、意図が汲めていればそれでよいのでしょうか。

意図とピッタリ合っていればよいのか?

これは私の肌感になってしまうのですが、今まで様々な企業様とやり取りしてきた中で、クライアント側にあるのは、「意図と合っているものがほしい」というだけでないようなのです。

「意図はあるけど、デザインの力でそれを超えてきてほしい…!」

…といった、隠れたニーズがあるのではないか、と感じます。

「目的に合致しているだけの案」

…というよりは、目的と合致している前提で、さらに価値を高めるデザインワークを求められている、という気がするのです。

実際に、さらに価値を高めるデザインを作るためには、進行中のプロジェクトを大胆に方向転換したり、より良いデザインのため予算を増やしたり、かなり内部事情に入り込んだ施策が必要であることも多く、クライアントとの信頼関係ができていることが前提になります。

クライアントの内部事情にまで入り込むことで、提案の質も上がるのではないか、と私なりに仮説を立てています。(ある種コンサルタントみたいですね)

提案力を高めるために

「インプットしたら思考の時間をつくり、より良い選択をし、その上でアウトプットしていく」

「制作の現場で出来ることを出来るだけやる」


提案力を高めるためには、日々のそういった積み重ねが大切だと改めて認識できました。

今回は自分の考えを整理する、ある意味エッセイのような内容になりました。

日々、手を動かすだけになってしまいがちなデザイナーですが、時間とお金が限られる中、何をどうすれば効果を最大化できるか?を常に思考したいと思います。

そしてきっと、どんな仕事にも通ずる「どうしたら目的に対して最大限の効果や結果を出せるか?」と考えることなのではないでしょうか。

以上、神山でした。

PS

日々試行錯誤の中、色々な人に支えられていると感じます。

感謝しつつ、少しずつ価値を還元していけたら。

14日間
全機能
無料トライアル
実施中

せっかく申し込んだトライアル。結局使わなかった、なんてことありませんか。
Smart Boardingは無料期間から「貴社オリジナルコース」にカスタマイズしてご提供。

 階層   課題 
  貴社オリジナルコース  

\3分で登録完了/
無料トライアルに申し込む

CONTACTお問い合わせ

貴社用コース付き

14日間無料トライアル

課題/展望をお伺いした上で【貴社専用のコース】を作成し、無料トライアルを14日間行って頂けます。
e-ラーニングを試してみたが使わず終わってしまったという企業様にもオススメです。

詳しくはこちら

人材開発お役立ち資料

年間6,000名の
企業研修を受け持つ

講師自らが発見をまとめた

人材開発ノウハウ公開中!

資料をダウンロードする

メールフォームからのお問い合わせ