2024.11.19
2024.11.19
こんにちは、FCEトレーニング・カンパニーの鈴木 彩予です。
今回は、1998年生まれ、超絶Z世代の私が最近感じた「違和感」についてお話します。
入社して、2カ月半が経ちました。
ついこの間、なんと2カ月半にして初めて!!!4月からずっとお世話になっている副社長の藤原さんにお会いしました!
それもそのはず、トレーニング・カンパニーは基本完全リモートワーク。私も入社してから出社した回数は指で数えられるくらいです。
そんな私が、両親や上司によく言われること。
「リモートワークって大変じゃない?」
「毎日やり取りはしているのに、会ったことないのって変な感じしない?」
「一人で仕事寂しくない?」
「まあ~そうですね~。」とは答えるものの、私は正直その会話に「違和感」を感じます。
もちろん、従来の働き方の良さはわかります。
出社すると、何気ない挨拶や会話から話が広がり、仕事だけでは見えないその人の一面が見えることも。
何となく心の距離が縮まったりするので、リアルで会うのとオンラインでは、関係性が出来上がるまでのスピードが違うと感じます。
しかし!
特段リモートワークに窮屈さは感じていないのが正直なところ。
「そんなに言うほどかな?大袈裟じゃない?」と思うこともあります。
「なぜこんなに感覚が違うのだろう?」と、自分の中の常識を疑うことで、その謎の解明をしてみました。
結論、私たちにとってはそもそも、「オンライン上のやり取り」がデフォルトであるからだ、と気づいたのです。
遡れば、自分たちにSNSが定着し始めたのは中学生。
アメーバやTwitter、前略プロフィール、YouTube、2ちゃんねる。
知り合いであるかどうか関係なく、オンライン上で人間関係性を築き始めました。(高校生時代は、SNSと言えば、TwitterやInstagramでいかに”いいね”を獲得するかが関心のタネでその為にプリクラや写真や動画を撮りまくるのが主流の遊びでした(笑))
フォロワーの中に一度も会ったことがない人がいるのは当たり前。
友達に限らず、1回も会ったことの無い人のプライベートを眺める毎日。
中学卒業後、成人式まで1回も会っていないが、5年間ずっと連絡を取り続けていた友達。
友達の友達で、Twitterで知り合い、高校3年間ずっと連絡をとっていたけれど、1回も会ったことがない友達。
そんなこんなで、ある時期は毎日約40人とLINEのやり取りをしていたこともあります(笑)(通知は常にくだらない内容で100件前後…(笑))
その頃は、待ち時間や休憩時間はもちろん、トイレに行くときもお風呂に入る時も、四六時中スマホを肌身離さず。
そう考えると、会ったことがない、話したことがない人と関わりを持つのは今に始まった事ではないということです。
では、そんな世代の私が働き始めてから窮屈に思っていること。
それは…
メール!!!
電話!!!
…とにかく慣れないんです!
簡単で短い、ラフな文面でタイムリーにやり取りするのが当たり前。
言葉は省略に省略を重ねていて…。
”あね”(”あーなるほどね”の略)
”り”(”理解したよ~””了解”の略)
”草”(”おもしろいね。”の略)
”え、そ、ま?”(”えっ、それって本当?”の略)
そんな私にとって、宛名や正しい言葉遣い、丁寧な挨拶等が必要で、さらには、受信した内容を確認しにくい「メール」に慣れるには、最初かなりのハードルがありました。
また、自分たちの周りでは、「電話=”超緊急”か”超重要”」というイメージであるため、「電話をする」という文化があまりありません。
この世代は私に限らず、「知らない電話番号の電話はでない」「基本電話は嫌い」という人は多いように感じます。
しかし、だからこそ仕事を始めてから、メールや電話をする際は人一倍気をつけるようになりました。
とは言え、とても不安です。
自分が未熟であることを自覚しているため、かなり神経を遣っています。
私にとっての当たり前のコミュニケーションを、上司やお客様にしてしまうと、それは大変失礼になってしまうからです。
無意識のうちに、「失礼にはなっていないか?」と毎日不安でいっぱい。
失礼にならないコミュニケーションをきちんと身につけていこうと思います。
同時に、「心地良いコミュニケーション」は世代や人、場合によっても違うのではないか?という視点も持ち続けようと思います。
・上司にとって心地良いコミュニケーションって?
・お客様にとっては?
・部下にとっては?
それぞれが相手の立場になって一度考えてみると、ビジネスにおいても新たなコミュニケーション形をどんどん生み出していくことができるのではないでしょうか。
自分にとっての常識を客観的に見つめ、相手と比べることによって、新たな気づきがあるかもしれません。
世代間GAPを正しく理解し、お互いに歩み寄ることで、革新的なアイディアが生まれるのでは!?
そんな風に思っています!
以上、鈴木 彩予でした!
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