2024.11.19

2024.11.19

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まだあわてるような時間じゃない|7つの習慣(R)マガジン

こんにちは!
FCEトレーニング・カンパニー大野です!

表題はある漫画のセリフなのですが、ご存知でしょうか?

正確には、

「1本だ、落ち着いて1本いこう。まだあわてるような時間じゃない」

そう!

かの大人気バスケットボール漫画『スラムダンク』で陵南高校が湘北高校との試合でピンチを迎え、焦りを隠せないチームメイトにエースの仙道が発したセリフです。
(世代ギャップはさておき、伝わる人に伝われば笑)


『相手は相手。
 自分たちのプレイに集中しよう。
 まだ俺たちが出来ることはある。』


そんな意訳(私解釈)も出来る一言です。

チームの要とも言える彼の一言で、選手は落ち着きを取り戻し、追い詰められても冷静な判断が出来るリーダーであることも印象付けました。

さて、なぜいきなりこんなことを言い始めたかというと…

今期の活動を振り返るタイミングで、ふとテーマになったフレーズに関連するセリフだなと思い起こしたからです。

自分自身との闘い

弊社の決算は9月。

このメルマガを書いている現在も、「来期の準備」とともに「今期なすべきこと」に四苦八苦をしています。

ぶっちゃけますと、

今期は良いも悪いも、なかなか今までにない「自分自身との闘い」をしたなぁという一年でした。

昨年度大きな方針転換もあり、後半戦では悪くはない感触も得られた中、ある意味私自身も、チームも「一皮むけるぞ」という試される一年。

そんな中、もちろん上手くいく方が少なく、プロセスや紆余曲折を詳細に書くと膨大な量なので割愛をしますが、意外と心身健康的に過ごせたかと思っています。

冒頭のセリフに関連するものとは、そんな一年の中でのお守り的なフレーズでもありました。

影響の輪

私たちが研修コンテンツとしても扱い、我々自身の社内教育でも使ってきた世界的ベストセラー『7つの習慣』

筆者のスティーブン・R・コヴィー博士は、私たちの関心事を「関心の輪」と「影響の輪」という2つの輪で示しています。

私たちの持つさまざまな関心事を「関心の輪」と呼び、関心の輪のうち「自分自身が変えられるもの、影響できること」「影響の輪」であるとしています。


~引用~

この2つの輪のうち、自分の時間と労力を主にかけているのはどちらだろうか。
それによって主体性の度合いがわかる。

主体的な人は、影響の輪の領域に労力をかけている。自らが影響を及ぼせる物事に働きかける。

主体的な人のエネルギーには、影響の輪を押し広げていくポジティブな作用がある。

一方、反応的な労力をかけるのは影響の輪の外である。

他者の弱み、周りの環境の問題点、自分にはどうにでもできない状況に関心が向く。

こうした事柄ばかりに意識を集中していると、人のせいにする態度、反応的な言葉、被害者意識が強くなっていく。

自分が影響を及ぼせる物事をおろそかにしてしまうと、ネガティブなエネルギーが増え、その結果、影響の輪は小さくなっていく。

~出典:「完訳 7つの習慣」P97 スティーブン・R.コヴィー ~


つまりは、(弊社の講師陣には乱暴すぎて怒られるかもしれませんが)

めちゃくちゃ平たく言うと、

「自分自身がコントロールできないところにクヨクヨしていても仕方がない!」

ということです(笑)

自分たちのプレイ(影響の輪)に集中しよう。
まだ俺たちが出来ることはある

一朝一夕で飛躍的な成果を出せるような「奇跡の魔法」は、当然ながらありません。


「ひぇ~これはマジで厳しそう」

「これはやり切れるのだろうか…」

「ちょっと時間がなさすぎないか…」

「自分は精一杯やったつもりなのに思った通りの成果が出ない…」

「なんか一発ドカンな当たりか魔法ないかな…」


なんてことは少なくとも365回は思いました(笑)

どこかでは卑屈になったり、態度にも出てしまったりしていた瞬間もあったかもしれません。

ですが、最終的には、そのような示唆もしてくれる周囲の方々にも助けていただき、

 

「まだあわてるような時間じゃない」

「相手は相手(関心の輪)。
 自分たちのプレイ(影響の輪)に集中しよう。
 まだ俺たちが出来ることはある」

 

と、何度も自分自身の落ち着きを取り戻し、救われたなと感じています。

そうやって冷静になると、まだ打つ手があると気づけたり、軌道修正できたりして、結果的に良い結果になった、ということがあったのも事実です。

弊社では全員が「7つの習慣(R)」研修を受講していることもあり、多くの方から「影響の輪」に集中しよう、と声を掛けてくれたり、示唆してくださったりする、環境があります。

非常にありがたいことです。

もし、自分を含む周り全員が「関心の輪」を見ている状況だったならば…

「心身健康的に過ごせた」とは言えなかったのではないかと思います。

もちろん、そういった環境や気づきをくれる人々に報いるため…気を引き締めて、最後の最後まで、目標を追い切って行きます!

もし今、少し先のことで目の前のことが手につかなかったり、気持ちがつらくなったりしている方がいらっしゃったら、


「まだあわてるような時間じゃない」

「相手は相手(関心の輪)。
 自分たちのプレイ(影響の輪)に集中しよう。
 まだ俺たちが出来ることはある」


お守りにいかがでしょうか?

大野でした!

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