2024.11.19
2024.11.19
こんにちは。
FCEトレーニング・カンパニーの鈴木です。
7月、1つ下の新卒メンバーが新入社員研修を終えて、それぞれの部署に配属になりました。
そして、社会人2年目の私にもとうとう後輩ができました。
これまでは何をやるにしても、基本的に教えてもらう側だったところから一気に教える立場に。
それに加えて、7月からマーケティングチームのリーダーという役割を任せて頂けることになりました。
それに伴い、
チームメンバーのマネジメント
複数のプロジェクト、全体の進捗管理
新しい業務に必要なインプット
新たな仕組みや戦略の設計
などなど…
自分がこれまで全くやったことがないことに、一気にチャレンジすることになりました。
自分自身新しいことに挑戦する中で、初めてチームをもち、後輩をもつという、全く新しい環境での1か月。
そんなこんなで、自分のことだけでも精一杯の毎日。
せっかく後輩が入ってきてくれたにも関わらず、余裕がない状態でのコミュニケーションになってしまい、
後輩大丈夫かな?
不安じゃないかな?
楽しく仕事できているかな?
と常に不安でいっぱいでした。
月初に後輩の目指す目標を一緒に決めました。
そして、”ゴールを目指して頑張ろう!”と、毎日レビューをしながら共に進めてきたものの、後輩の進捗はなかなか目標通りには進まず…。
とても主体的に仕事を進めてくれてはいるものの、結局目標を全て達成することはできていませんでした。
どうして、“目標通りに進められなかったのだろう?”と考えた時に、これは後輩の問題ではなく、完全に自分に問題があると思いました。
日々のマネジメントはもちろんですが、そもそも目標について問題があったのではないか。
というのも、月初の目標について話した時に、どちらかというと自分の期待事項を伝えただけだったからです。
せっかく自分の目標をもつなら、”自分が達成したい!”と思えるものがいいと思います。
その観点でいうと、今回目標を決める際に後輩の気持ちや、やりたいことを聞くことができていなかったと反省。
そこで、7月末に、今期が終わる9月にどんな状態になっていたらいいか?ということを考えるためのミーティングを行うことにしました。
ミーティングでは、まず1か月やってみて、出来たこと・良かったこと、出来なかったこと・もう少し頑張るべきだったことを振り返りました。
その上で、良かったことに再現性を持たせるためにはどうするか、できなかったことを改善するためにはどうするかということを考えてもらう。
そして、それを踏まえて今期中にどんな状態になりたいか、一緒に考えました。
ここでは後輩の目標だけでなく、私自身も今後このチームをどんなチームにしたいかを考えてみると…
私:
こんなチームになったら最高だなあ〜
後輩:
そしたら私は〜になります!
私:
そうなったら周りから〇〇って言われるかもね!
後輩:
めっちゃテンション上がってきました!
というように、目指したい姿や、そうなった時のイメージがどんどん出てきたのです。
ミーティングが終わった後、後輩の顔がとっても明るくなったのを見て、とても嬉しい気持ちに。
そして、私まで未来へのワクワク感が一気に高まりました。
そのミーティングから数週間が経ちました。
この数週間で後輩が、驚くほど急成長しています。
“私がやります!”
“その打ち合わせに参加してもいいですか?”
というように、どんどん仕事を取りに来てくれ、これまでは私しかできなかったことにも挑戦してくれるようになりました。
その様子をみて、“目指す方向を揃えること”・”ゴールを鮮明に描くこと”の重要性を感じました。
また、今回気づいたのは、”目標は誰かに与えられるものではなく、自分で持つもの”ということ。
もちろん会社からの、上司からの期待目標というのがありますし、追う目標は勝手に決めていいものではありません。
しかし、期待されている成果・目標を「自分ごと」にすること。
その目標に自分なりの意味を見出し、自分のものにしてしまうことが大事なのではないか、と思います。
「この目標達成したらめっちゃかっこいいじゃん。」
というような、特に根拠のないものでもいい。なんでもいいから、自分のテンションが上がる意味を見出す。
そして自分の目標、自分が追い切りたい目標にすることで、本気になれる。
どんな目標をもつか、どんな仕事をするか、ということももちろん大事ですが、どのようにその目標を達成するか、どのように仕事に向き合うか。
そこを大事にすることによって、自分が得られるものに深みや広がりが出たり、結果的に成果に繋がったりするのではないかなあと。
“後輩のために”と思って実施した目的、ゴール、ゴールイメージを考える時間でしたが、私自身が大事な気づきを得ることになりました。
自分1人では気づくことができなかったかもしれません。会話し、一緒に考えたからこそ、そこにアイディアや感情が生まれた。
チームや後輩を持つことは想像していた以上に大変ですが、それと同じくらいにチームで仕事をすることの面白さを感じます。
後輩と一緒にワクワクした未来を実現するために、切磋琢磨して頑張ります!
以上、鈴木でした!
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