2024.11.19

2024.11.19

  • モチベーションアップ

働くをおもしろく、してる?

みなさま、あけましておめでとうございます。 年末年始、箱根駅伝を見たという方も多いのではないでしょうか? 実はわたし…今年初めてちゃんと見たのですが…。 優勝した青山学院のエピソードから、 たくさん学ぶことがありました。

箱根駅伝

冒頭でも申し上げたように‥ 実は…、わたし今年初めて箱根駅伝をちゃんと見たのです! スポーツは好きですし、箱根駅伝についてもニュースなどで見る 各エピソードはとても心打たれるものがあったのですが、 なんとなく勝手なイメージとして 「全員が努力して感動的なのはわかるんだけど… お正月から長時間見るには、ちょっと苦しい感じがしちゃうんだよなぁ…」 と、ついついバラエティ番組に走ってしまっていたんですよね。 (嫌いなわけでも、否定しているわけでもないんです!) でも、今年、往路第5区で「新・山の神」と言われる 青山学院の神野大地選手が走る姿をみて、いっきに興味をひかれました。

とにかく…楽しそう!

全員が懸命に走り、タスキを渡した瞬間に苦しい表情で倒れ込んでいく中、 神野選手は、まだまだ走れそうな勢いで、 明るい表情でゴールテープを切っていきました。 その姿に驚きました。 「あれ、苦しがってない。…しかもなんだか楽しそう!」 もちろん、1位だったということもあるかもしれません。 でも、これまでわたしが勝手に持っていた、 「箱根駅伝=苦しそう、辛そう」というイメージを 覆すほどの明るい表情に、 もっといろいろなことを知りたくなりました。

ゴール達成は、大変?

そこで、箱根駅伝を見た後、青山学院の原監督の指導法や チームについて、色々な記事、ニュースを読みました。 その中で、特に驚いた監督の言葉があったのです。 それが… 『この数年間は案外ラクでした。』 『他大学はマジメにやっているのに、オレみたいなやり方で 優勝してもいいのかなと思うもん(笑)。』

ラクしてもいい?

えええー!という気持ちでした。 「ゴールや目標の達成って、苦しんで困難を乗り越えた先にあるものじゃないの?」 わたしはそんな風に思ったのです。 そして同時にハッとしました。 「苦しみの先にしか目標達成はない、と思ったらそうなる。 でも、心底楽しんでも(ラクをしても)目標達成できる、と思っていたら それはそれで、そうなるんじゃないかな?」 もちろん、日々の練習や様々な葛藤など、 大変なことはあるし、実際あったのだと思うのです。 でも、何も「絶対に重苦しい雰囲気でやらなければ達成できない」、ということではない。 「ラクをする」というと、つい「ずるい」と思ってしまいがちですが、 別に卑怯なことをしているわけではないんですよね。 自分がその目標を「どのような達成したい」と思っているかどうか。 そして何より、「苦しいかどうか」ではなくて 「目標達成に必要なことをやっているかどうか」。 目からウロコ!と言う感じでしたし、一方で、 自分自身が「働くをおもしろくしたい」と言いながらも、 心のどこかでは「そのために苦しまなければいけない」と思っていることに気づき、 少しショックでもありました。

働くをおもしろくする

でも、そう考えて改めて…、 わたし達FCEトレーニング・カンパニー、そしてトレマガで掲げている 「働くをおもしろくする」 って、いいなあ!と思いました(自画自賛ですね 笑) わたしもご多分に漏れず1月4日には「ああ明日から仕事かあ…」と思ったのですが(笑) 昨日、会社に来て、仲間と仕事の話をしていると、 なんだかまた新しい1年が始まることにワクワクできましたし、 「働くってつらいなあ」と思うこともできるけど、 「おもしろいなあ」と、自ら考えを変えて毎日を過ごすことも出来る。 そういうきっかけを、このトレマガやわたしたちの研修を通じて、 多くの方に広められたら、これは本当に幸せだな、と感じたのです。 そして神野選手のように、目指す大きな目標を明るい表情で達成できたら、 また、お客様が達成できるお手伝いができたら、 こんなに素晴らしいことはないな、と思いました。

「箱根駅伝もビジネスも一緒です」

青山学院の原監督は、このようなことも言っていました。 『人として、男として、自立させる。それが私の指導理念です。 チームの目標だけではなく、個人の目標も立てて、 その両方の目標に向かって自身の力で走らせていく。 監督がいるからやるというチームにはしたくない。 強化1期生からできることの半歩先を見つめながら、取り組んできたんです。 少しずつ積み上げることができれば、当たり前ですけど、1年ごとにベースアップします。 青学大陸上部に入部すれば、ほぼ全員が自己ベストを更新できる。 その集大成が箱根駅伝の優勝につながると思っていました』 仕事も本当にそう。 一人ひとりが個人として強くなり続けるからこそ、 チームとして強くなることができる。 だから、改めてもっとまず「わたし自身が」がんばろうと強く思えた年始でした。

改めまして…。

2014年は、このトレマガもスタートし、 わたしにとっては「一歩踏み出す」1年だったように思います。 そして踏み出すことでしかわからないこともたくさんありました。 2015年は…「働くをおもしろくする」をもっと突き詰めよう! と思っています。 自分自身もそうですし、自分の会社の中だけでなく、 お客様や他の企業で行われているような「働くをおもしろくする」を もっと知りにいって、もっと広められるような、そんな1年にしたいと考えています。 トレマガ読者のみなさまには、ますますお力添えをお願いすることも多いかもしれませんが、 ぜひ、一緒に「楽しんで」いただけたら幸いです。 本日も年始のお忙しい中、最後までお読みくださりありがとうございました。 2015年は「良い意味で」みなさまの予想をどんどん裏切っていけるような! 「働くをもっとおもしろくする」企画や内容を発信していきますので、 あらためまして、どうぞ、今年もよろしくお願いいたします! ※原監督の言葉は全て「ThePage」より引用させていただきました http://thepage.jp/detail/20150103-00000001-wordleafs?page=1

この記事を書いたコンサルタント

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